用語集




エイリアス

読み:エイリアス
英語:alias


エイリアスとは、特定のコマンドやアカウントに設定できる“別名”のことで、短縮や利便性のために利用されます。

例えば、社内の問い合わせ用メールに、担当者ではなく「support@example.com」というエイリアスで設定する、
または、部署ごとのエイリアス(例:dev@example.com、support@example.com)を利用し、メールを自動で
振り分けることで、社員の退職時にも、顧客への連絡なく引き継ぎができるようになります。



TSV

読み:ティーエスブイ
英語:Tab Separated Values


TSVは、表形式のデータをタブ(スペースキーではなく特殊な区切り)で区切って記録するテキストファイル形式です。

例えば、社内システムと外部ツール間のデータ連携に、TSVファイルを使って顧客情報をインポート、
アンケートの集計結果をTSV形式でエクスポートすることで、Excelなどでの加工・分析がスムーズに行えます。



エンベロープ

読み:エンベロープ
英語:envelope


メールのエンベロープは、受信者に表示される宛先と異なり使用される技術的な送信先情報です。

例えば、迷惑メールの判定では、表示されているアドレスではなく、エンベロープに記載された送信元アドレスがチェックで利用されたり、
メールトラブルの原因調査では、エンベロープ情報を確認することで、本来の送信経路を特定できます。



スクリプト

読み:スクリプト
英語:Script


スクリプトとは、Webやシステム上での動作を制御・自動化するために書かれる簡単なプログラムコードです。

例えば、定期的なデータのバックアップ処理を、スクリプトで自動化して作業負荷を軽減できたり、Webページの動作を制御するために、
JavaScriptというスクリプト言語がよく使われます。



DMARC

読み:ディーマーク
英語:Domain-based Message Authentication, Reporting and Conformance


DMARCは、送信ドメインの正当性を検証し、不正な送信(なりすまし)を防ぐための仕組みです。

例えば、自社ドメインにDMARCを導入することで、なりすましメールの送信をブロックし、取引先からの信頼性を高めたり、
DMARC設定により、意図しない第三者によるメール送信を防ぎ、ブランド保護にもつながります。



CSS

読み:シーエスエス
英語:Cascading Style Sheets


CSSは、Webページの色、文字サイズ、レイアウトなどを指定るるために使われる記述言語です。

例えば、スマホとPCでレイアウトを変えるレスポンシブ対応や、
マウスホバー等の色変化やボタンのアニメーション効果もCSSでよく使われます。
CSSは、HTMLで構成されたWebページにデザイン(色、余白、フォントなど)を与えるための言語であり、Javascriptなどのようにロジックを処理することはできません。Web開発では、HTML、CSS、Javascriptの組み合わせでの利用が基本となります。



DKIM

読み:ディーキム
英語:DomainKeys Identified Mail


DKIMとは、送信者のドメインに紐づく暗号署名をメールに付与することで、改ざんやなりすましを防ぐ仕組みです。

例えば、自社ドメインで送信されるメールにDKIM署名を付与し、フィッシング詐欺やなりすまし対策を強化したり、
外部サービス経由のメール送信でも、DKIMの署名をDNSに正しく登録することで、認証エラーを回避できます。



SPF

読み:エスピーエフ
英語:Sender Policy Framework


SPFは、送信ドメインのDNSに記載されたIPアドレスと実際の送信元を照合し、不正なメール送信を検出します。

例えば、SPFレコードを正しく設定することで、自社ドメインを装った迷惑メールの送信を防止したり、
SPF設定を最適化することで、メールの到達率が改善し、重要な通知メールの送信エラーの発生を防ぐ仕組みとなります。



オプトアウト

読み:オプトアウト
英語:opt-out


オプトアウトとは、最初は参加・登録された状態となり、必要に応じてユーザーが自分で配信停止や情報利用の拒否を行える選択方式です。

例えば、メルマガのフッターにオプトアウト用リンクを設置し、ユーザーがいつでも配信停止できるようにしたり、
アプリ内での広告表示に関して、オプトアウトの選択肢を用意し、ユーザーの同意を尊重する設計する仕組みがあります。



オプトイン

読み:オプトイン
英語:opt-in


オプトインとは、ユーザーが事前に明確な同意を示してから情報提供やサービス利用が開始される方式です。

例えば、キャンペーン応募時にオプトインのチェックボックスを設け、希望者にだけプロモーション情報を送信したり、
資料請求フォームでは、個人情報の利用目的を明記し、チェックボックスでオプトインの同意を得る設計する仕組みがあります。



マルチパート

読み:マルチパート
英語:multipart


メールのマルチパート形式は、テキスト版とHTML版の両方を1通のメールに含めることで、受信環境に応じて最適な表示を実現します。

例えば、画像付きのメールを送る際、本文と添付ファイルを分離したマルチパート構造により、受信側の表示トラブルを回避したり、
マルチパートの利用により、コンテンツの互換性が向上し、あらゆるデバイス・メールクライアントで適切に情報が届けられるようになります。



シングルサインオン

読み:シングルサインオン
英語:SSO:Single Sign-On


シングルサインオンとは、複数のWebサービスや社内システムを一つのIDとパスワードで利用できる認証方式です。

例えば、社内システムにSSOを導入することで、毎回ログインする手間がなくなり、業務効率が大幅に向上したり、
シングルサインオンに二要素認証を組み合わせることで、利便性を保ちながら高いセキュリティも実現できる仕組みです。



データベース

読み:データベース
英語:SSO:Single Sign-On


コンピュータ上で顧客情報や売上データなどを整理して管理するためのシステムが、データベースです。

例えば、顧客情報や対応履歴をデータベースで一元管理することで、問い合わせ対応のスピードと精度が向上したり、
メール配信リストをデータベースで管理し、属性に応じたターゲティング配信を実現しています。



SSL

読み:エスエスエル
英語:SSO:Secure Sockets Layer


SSL(Secure Sockets Layer)は、Webサイトとユーザー間の通信内容を第三者に読み取られないよう暗号化する仕組みです。

例えば、お問い合わせフォームにSSLを導入することで、送信される個人情報を暗号化し、安全性を確保したり、
決済画面にSSLを適用し、ユーザーの個人情報や支払いデータを安全に保護する仕組みがあります。



PoC

読み:ピーオーシー
英語:Proof of Concept


PoC(Proof of Concept)とは、新しい技術やアイデアが実現可能かどうかを検証するための試作・実験プロセスのことです。

例えば、PoCを行い、ネットワーク負荷やセキュリティ面の影響をテストしたり、
PoCの効果と現場での運用可能性を検証可能となります。



電子メール

読み:でんしめーる
英語:email


電子メール(email)は、パソコンやスマートフォンを使って、文字や添付ファイルをやりとりできる通信手段です。

例えば、電子メールを使えば、複数の関係者に一斉に情報を伝えることができ、業務の効率化につながり、
問い合わせフォームの送信内容を電子メールで受信し、社内で対応を振り分け等も可能となります。



メールサーバ

読み:めーるさーば
英語:mail server


メールサーバは、ユーザーが送ったメールを相手に届けたり、受信メールを保管・転送する役割を担うシステムです。

例えば、複数の部門にまたがるメールアカウントを、一つのメールサーバで一元管理したり、
外部からの不審なアクセスを検知し、メールサーバ側でフィルタリングとブロックを設定も可能となります。



POP3

読み:ポップスリー
英語:Post Office Protocol version 3


POP3とは、メールサーバから受信メールをダウンロードして、ローカル環境で閲覧できるようにする通信プロトコルです。

例えば、POP3を使えば、一度受信したメールをパソコンに保存できるため、オフラインでも確認が可能で、
複数端末でメールを共有しない場合などでご利用いただけます。



IMAP

読み:アイマップ
英語:Internet Message Access Protocol


IMAPとは、メールをサーバ上で管理し、複数のデバイスから同じメールボックスにアクセスできる受信プロトコルです。

例えば、IMAPを使うことで、社用スマホとパソコンの両方から同じメールボックスを同期できるようになり、
複数メンバーで1つの共有アドレスを確認・管理等でもご利用いただけます。



アクセシビリティ

読み:アクセシビリティ
英語:Accessibility


Webやアプリにおけるアクセシビリティとは、視覚・聴覚・操作などに制限がある人でも問題なく利用できる設計を指します。

例えば、Webサイトに音声読み上げ機能やキーボード操作対応を加え、アクセシビリティを高めたり、
自治体のホームページでは、障害のある方や高齢者にも配慮したアクセシビリティ対応が求められることがあります。











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